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映画「女神の継承」 ※ネタバレ注意

評判だって聞いたのに上映映画館が少なくて、しかもナイトタイムですわ。

220806-女神の継承1

端的に言えば面白かったです。
だからこそ残念なとこが目につく、いい映画になりそこないの面白い映画です。

ストーリーとか色んなとこが破綻してるのに(前作の「哭声」もそうでした)、そこが監督の力量なんでしょう面白く見せてくれました。
だから残念なんですね。
今回「残念」って言葉が出ること多いです。

物語はタイの東北部。先祖代々女神に選ばれることが多い家系の女神バヤンの祈祷師ニムは、ドキュメンタリーの主人公に選ばれ撮影が行われていた。
そこに義兄が亡くなった報せが届き葬式に向かう。

220806-女神の継承2
↑は左からニム、兄嫁パン、姉ノイ、姪ミン、兄マニ

先に女神バヤンに選ばれていながら、拒否してキリスト教に改心した姉とはずっと仲が良くないままだった。
その姉ノイが嫁いだのは昔は栄えた家だったが今は犬肉販売で生計を立てている。
娘のミンはハローワーク的なとこで働いていたが、彼女に女神に選ばれた女性としての現象が現れる。

というものです。

まず大雑把にいうと、好いとこ取りして物語の焦点が絞り切れていない。
韓国の作品に多い傾向ですね。
まずは
①女神バヤンの祈祷師ニムのドキュメンタリー
②家系にまつわる呪い
③関係ない人々も巻き込まれたスプラッタ的皆殺しエンディング

③は止めた方がよかった。
①と②だけならそれなりの格調を持った恐ろしい映画で終われたろうに、折角の味わいが③で壊されちゃってる。
それは同行者とも意見が一致したとこです。

細かくなれば、ドキュメンタリータッチで始まって順調にいってるのに、ご都合主義で壊れてしまう瞬間があって、それがまた顰蹙もののシーンなんですね。
オイオイって感じなのは
悪霊に憑かれたミンが職場で突然の生理で血を流してトイレに駆け込んだのに、スタッフが隙間から覗いてるとことか、

悪霊に憑かれたミンが職場で急にトイレに駆け込んで大声を上げ、スタッフは隙間から覗いて倒れてるミンを解放する為とはいえ女子トイレにズカズカ入り込んでいくとこ、

ミンは仕事をクビになるんですが、その理由として夜間職場に忍び込んで毎回違う男性と性行為をしてたのが監視カメラに映っていた。
けどさ、ドキュメンタリー撮影のスタッフにいくらクビの理由としても見せるかその動画?プライバシーなんてあったもんじゃねぇな。
このシーンはきっと監督が撮りたかったんだろうな、と強く思ってしまいます。
前作の「哭声」も生々しい性行為のシーンがあったし。
こういう描き方って悪霊に憑かれた女性の価値を下げるから、作品的にない方が良かったと思う。

220806-女神の継承3

まあ、こういう顰蹙シーンが幾つもあるのが残念です。

ミンはケダモノのように夜な夜な家の中で暴れまわり、可愛がっていた犬を生きたまま鍋で煮て食べたりするんですよ。
愛犬家として、犬肉を食べるのは育てた鶏を食べるのと同じだからいいんですけど、残忍な方法で殺すのはちょっと…。
この映画の中では「犬」が象徴的に使われていて、でも焦点の合わせ方が下手で意味のないモノになっちゃってる。


ニムは姪に憑いた悪霊は自殺したミンの兄のマックが原因ではないかと、彼が自殺した現場で必死に祈るのですがそれも無駄に終わります。
220806-女神の継承4u

結局悪霊の正体は、姉ノイが嫁いだヤサンティア家の、過去の悪行で殺された人々や動物たちだったんです。
はい、ここ盛過ぎで悪霊の焦点がぼやけました。
たくさん殺されたのは人間か、あるいは特定の動物だけにして、悪行がどんなものか描いてそこに焦点を合わせた方が恐ろしさが出ると思うんですけど、結局ヤサンティア家の人間が過去どんな理由で悪行を働いたかは語られずでしたしね。
そんな家系の上に女神を拒否したノイが嫁いだので、呪いは発動したってことです。

粗を探せばなんでやねん!ってのは多いのですが、その中でも一番無理があるのは、夜な夜な暴荒れ回るミンを部屋に閉じ込めてお札で塞ぐのですが、すぐ傍の応接間でミンの伯父マニの妻パンと息子で赤ん坊のポンがいるところです。
その前日位にポンはミンに連れ去られて皆で必死で捜したんですよ。
私がパンなら「ことが無事に済むまで実家に帰らせてもらいます」ですよ。実家がなければ知り合いの家でもいいんだし。
だからポンの泣き声にパンはミンが閉じ込められた部屋を開けて、折角終わり掛けた儀式を失敗させてしまいます。

そして、姪を救おうとするも、お祓いの儀式の前日に亡くなってしまったニムに代って儀式を執り行った祈祷師は自殺し、彼の代わりに急に祈祷師として目覚めたノイが儀式をしようとするのですが逆効果、儀式を手伝っていた大勢の人達は兄のマニを含めて獣のようになり、憑かれなかった人達を殺していく皆殺し状態。そこにはドキュメンタリーのスタッフも含まれます。
最後はミンが母を殺します。
ここね、死ぬ人間達の焦点を絞らなかったから、悪霊に憑かれたミンが母を殺すシーンなんて一番盛り上がるとこが盛り上がりません。
カタストロフを狙ったのかもしれませんが、大外れです。
ホントこういうとこ残念なんですよね。
もっと面白くいい作品になるのに、それを盛り込み過ぎで壊しちゃってる。


面白いのになぁ。
監督の前作の「哭声」も面白かったけど、意味もなく盛り過ぎて謎ばかり残ったしなぁ。

私の贔屓の怪談師さん達が絶賛してるんですけど、面白いけどそれ程深みのある作品でもないです。
怖くもありません。
脅かしシーンで吃驚させられたけど、少なくとも私は恐ろしさを感じませんでした。
色んな物を好いとこ取りで盛り込んで、何処にも焦点が合わなくて深みも恐ろしさもない作品です。
でも何故か面白いことは面白い。


恐ろしかったと言えば、翌朝、つまり今朝、母の部屋の小太郎の水入れを見たらボウフラがたくさん湧いてたことです。

220806-小太郎-6

母の部屋なんで水の入れ替えは母に任せてあるのですが、ボウフラが湧いたことなんてないんですよ。
大きいのがうようよ泳いでて、薄気味悪くてさっさと捨てて消毒したんで画像はないです。
玄関や窓には虫コナーズを下げ、屋内は「蚊がいなくなるスプレー」を振って、蚊の被害なんて近年家の中では全くなかったのに、その方が恐ろしかったです。

#女神の継承
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Comment

NoTitle 

この映画は、はじめて聞くタイトルですね!
興味もあるので、DVDレンタル探してみます!!


そうそう、昨日からアニメ、ワンピースも上映されてました!
やはりそれも、DVDレンタル始まったら観ることにしますよ✨✨


  • posted by がちょー 
  • URL 
  • 2022.08/07 06:29分 
  • [Edit]
  • [Res]

がちょー様 

今はAmazonprimeがおすすめですよ。
無料で観れる映画も多いですしね。
  • posted by 腹黒烏龍茶 
  • URL 
  • 2022.08/07 09:06分 
  • [Edit]
  • [Res]

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