2009.09/04 [Fri]
映画「女の子ものがたり」

先日大阪キタくんだりまで出かけたのは、アイリッシュパブを探検する為だけではなく、本当はこっちがメイン。
シネ・リーブル梅田、スカイタワービル3F。
女性が圧倒的に多いのにはビックリした。開場になると20代後半から私と同世代位までの女性がワラワラと集まって入場の順番を待ってた。
西原先生は私が深~く尊敬する漫画家で、特に「ぼくんち」には自分の存在が許されたような気がした。
間違って産まれた欠陥品として、本来は存在してはいけない、生きることを許されていない気がしていたのだ。でも西原先生はそんな自分でも存在していいのだ、生きていいのだといってくれた。
そんな先生の作品が映画化されて観ないはずがない。
今年はサイバライヤーで、先に映画化された「いけちゃんとぼく」も観たし、これから予定されている「パーマネント野ばら」も観るつもり。「毎日かあさん」は毎週観てる。
映画化されるとやはり西原色は薄れて、その為説得力のないものになってた。感傷的なストーリーで、隣の女性は啜り泣きしてたけどね。友達云々の前に回想に入ってるし、「お前は人とは違う人生を送れる」って台詞もシチュエーションが無さ過ぎで宙に浮いてる感じ。
ただ、高校時代を演じた大後寿々花の表情の演技は良かったな。
西原先生これからも応援するんで頑張ってくださいね。
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